屋裕一さん 

2006(平成18)年、40代後半に協会のホームページをたまたま発見して市民ヨット教室に参加しました。

大学までバスケットボールをやっていました。バスケは団体競技で、作戦を立てプレーヤーはそれぞれの役割を果たして得点をとります。体育館の中で行いますので自然に影響されることはありません。一方で、ヨットは自然との共存であり、技量を向上しルールを守らないと危険なスポーツだと思います。

 私の義父がヨットに乗っていましたので、逗子に引っ越してきた時(1997年)からしばらくは、ちょっと大きめのエンジン付きの船に乗る機会がありました。江ノ島や富士山を眺めながらのクルージングがとても楽しかったことを覚えています。その後、義父が他界してから乗る機会がなかったのですが、逗子市民ヨット教室参加後に協会に入会しました。

 その後、会員の方から譲り受けてマリンボックスにレーザー艇を所有していました。所有してからは月に1、2度は乗艇を心がけ、市民ヨットレースにも参加していましたが、臀部に持病を抱え、また、艇の出し入れもきつくなってきたことから、昨年ほかの会員に譲りました。

 気象の急変で怖い経験(強風)をしたこともあります。気象情報の確認は絶対必要です。自然とうまく付き合えば、とても楽しいヨットライフが送れると思います。帆走しながらの江ノ島や富士山を眺めていると、日ごろの様々なことから解放されて気分転換が図れます。

 協会の今後の活動としては、乗る機会を増やすことが大事ですね。乗艇したいが参加できていない会員への情報発信が重要で、そのための協力をしたいと思います。